「全てにうんざり」マドリーと“相思相愛”のエムバペの退団に元仏代表が怒り 感慨深げな主張を「バカバカしい」と糾弾
地元ラジオ局『RMC Sport』の番組に出演したフランス・サッカー界のレジェンドは、「全てにうんざりするね」とバッサリ。エムバペの態度を「自分自身を見つめ直し、雲の上から少し降りてきて、プロサッカー選手としての人生を始めた頃に持っていた謙虚さを取り戻すべきだ」と糾弾した。
「当初は私も彼のファンだったが、今では、ひどくうんざりしているよ。彼が望んでいるマドリード(※レアル・マドリーとは相思相愛と言われている)に行けるように空港へ連れて行けるならとっくにそうしている。彼にはひどく酔わされてきたからね。
パリ・サンジェルマンが週末のカップ戦でトロフィーを勝ちとるか、素晴らしい試合をすれば、腐ったようなこの数週間も少しは救われるだろう。ここ最近に彼が見せたトリビュートは本当にバカバカしかった。エムバペがプレーすることを熱望しているとは感じられないよ」
現地時間5月25日に行われる国内カップ戦の決勝でリヨンと対戦するパリ・サンジェルマン。そこがエムバペの“ラストマッチ”となるわけだが、レアル・マドリー移籍が秒読み段階と言われる25歳を熱心なファンたちはいかにして迎えるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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