仏移籍直後に衝撃人事…レンヌが獲得熱望の指揮官を電撃更迭 名門セルティックで愛された古橋亨梧が問われる真価

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 熱心なファンはもちろん、レジェンドからも惜しまれる古橋。名門において築き上げた価値は稀有なものだと言えよう。

 一方で30歳の日本代表FWは、新天地でさっそく真価が問われる事態にも直面している。移籍決定から3日が経過した現地時間1月30日にレンヌが、「私は彼を熱望していた」と古橋獲得を嘱望していたホルヘ・サンパオリ監督を電撃解任。ハビブ・ベイェ新監督の招聘を発表したのだ。

 たしかに昨年11月に発足したサンパオリ政権下のレンヌは成績が低迷。直近でも公式戦4連敗と泥沼状態に陥っており、電撃的な更迭も致し方ない側面はある。しかし、指揮官の望んだ新戦力がやってきた直後に監督人事にメスを入れるのは穏やかではない。

 レンヌの地元メディアも混沌とするクラブの状況を歓迎はしていない。地元日刊紙『Ouest France』は「嵐はクラブの存続において避けられない局面であり、時折やってくる。そして、それに立ち向かうのに、変化だけが唯一の解決策であってはならない」と指摘。わずか79日でサンパオリ監督を切るなど継続性に欠けるフロント陣の仕事ぶりを断じた。

 現時点でベイェ監督のチーム方針は明らかになっていない。とはいえ、古橋が求められる役割や立場が変わることは確実な情勢だ。そうした中で、セルティックで愛された男がどこまで己の力を証明できるのか。フランスにやってきて早々に、そのキャリアは正念場を迎えていると言えよう。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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