堀口恭司&SB松田宣浩スペシャル対談【前編】、2人に共通する意外な弱点とは?
大番狂わせの朝倉海戦を振り返って
松田:負けられたあの試合(朝倉海戦)はやっぱりショックだったんですか?
堀口:負けてすみません…。はっきり言って体は絶不調でした。負けたことに関してはすごいショックで、一番は周りの人ですね。応援しにきてくれている方とかファンの方とかで泣いている方もいて、申し訳ないなっていうのがありましたね。
松田:野球もそうなんですけど、流れが早いですよね。去年の大晦日、(朝倉海選手がマネル・ケイプに)負けたじゃないですか。すごいですね、スピードというか入れ替わりが。気を抜くことが出来ないですね。
堀口:自分はいい方に捉えていて、いい流れができたかなっていう。9月に復帰して(朝倉海と)やって、大晦日にマネル・ケイプとやって、ベルトを取りたいな。復活の年にしたいなと思っています。
松田:格闘技は結構見ますよ。
堀口:どこが好きなんですか格闘技の?
松田:スタートするまでの入り(笑)。野球ではないでしょ、男と男が一人ずつ入場してくるのにあんな演出。終わってからの盛り上がりとか、独特。あんなの簡単に味わえないですもんね。
堀口:そこを見ているんですね(笑)。
松田:去年、西武ドーム(メットライフドーム)から駆けつけたんですけど、めちゃショックでした。
※2019年4月21日、松田選手は埼玉西武ライオンズ戦後に堀口選手が出場する「RIZIN.15」へ応援に駆け付けたが、自身のだめ押しホームランで試合が長引き、さらに中央道の渋滞、そして1R2分53秒KOという試合の早期決着で堀口選手の試合に間に合わなかった…。
二人に共通する意外な弱点
松田:(格闘技の影響で)登場曲の大事さを改めて感じた。僕はカラオケとか歌うのがダメなので、あまり好きな歌とかないんですよ。なので、自分の登場曲は今流行っている、誰もが知っている曲を選んでいる(笑)。
堀口:マッチさんはカラオケだめって言ってましたけど、それってどういうダメなんですか?音痴とか?
松田:生まれ変わるなら、小さい頃からカラオケとか行ったり、歌うことをしっかりしたかった。歌うことをしてこなかったので、やりたいと思ったときにはダメだった。一番忘れられないことが、小学生の頃に野球チームでカラオケ行ったんですよ。関西なんでみんな六甲おろしを歌うんですけど、自分は歌えなかった記憶がある。そこからカラオケに行ってない。
堀口:トラウマになっちゃって?自分も音痴なので、全然歌とか歌わないですね。この前ファンミーティングをやったときに歌を披露してくれって言われて、その場をしのぐために「ユーチューブでやります」って言っちゃったんですよ。だからその企画をやらないといけなくて、びびっています(苦笑)。