MLB移籍を目指す「韓国のイチロー」にシビアな空気 NY局記者がポテンシャルに辛辣見解「偉大なアスリートとは言い難い」
ニューヨークに拠点を構えるスポーツ専門局『SNY』のジョー・デマージョ記者は、イ・ジョンフが今年7月に左足首の靭帯を損傷した影響で長期離脱をした事実をふまえ、「手術をしたのがどう影響するかだ。さらに22年には少しだけパワーがあるところを発揮したが、おそらくそれも微々たるものだ。良い選手ではあるが、偉大なアスリートとは言い難い」とキッパリ。ニューヨークの2球団からの関心が伝えられる新戦力に辛辣な評価を寄せた。
もっとも、デマージョ記者はネガティブな点ばかりをクローズアップしているわけではない。イ・ジョンフの通算打率(.339)と通算出塁率(.420)と高く、加えて過去2シーズンの三振率も6%以下という低さを紹介。「イチローに憧れて育った彼は素晴らしい可能性を持っている」と強調した。
米球界で「剛腕」と言われるスコット・ボラス代理人と契約を締結し、移籍に向けた準備を着々と進めてきたイ・ジョンフは、夢の大型契約を勝ち取れるか。熾烈を極めるであろう争奪戦の行方に注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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