「ツノダは一歩上の存在だった」失意のローソンに手痛い“追い打ち” 角田裕毅を称えつつ注文も「2026年にシートを確保したいなら」

ローソンの強きな姿勢はレーシングブルズで実るのか(C)Getty Images
2025年のF1日本GPでは、レース開催直前に角田裕毅のレッドブル昇格が発表されたことで、初日から例年以上の注目度の中、各セッションが行われていった。その角田は最終リザルト12位で終えており、新チームでのポイント獲得とはならなかった。だが、昇格直後での最初のレースとあって、予選、決勝の結果には様々な反応が上がっている。
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イギリス放送局『BBC』でも、現地時間4月8日(日本時間9日)に日本GPを振り返る特集記事を配信しており、同局の特派員アンドリュー・ベンソン氏が角田のパフォーマンスについて見解を示している。
ファン、視聴者からの質問に答える内容となっている今回のトピックの中で、「ユウキ・ツノダのレッドブルデビューは成功だったのか?」という問いにベンソン氏が回答。その答えとして、以下の様に綴られている。
「ツノダは、レッドブルでのデビュー戦でポイントを獲得することを自らの目標に掲げていたが、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)の後方となる12位でレースを終えた。したがって、彼自身が設定した基準で見れば、成功とは言えなかった」
さらに、「また、レッドブルとしてもコンストラクターズタイトルを争う上で、ツノダには確実にポイントを持ち帰ることを求めている。その意味でも、チームの期待には届かなかったと言える」として、結果を評している。