「リンドブラッドを起用しても驚かない」F1界OBがドライバー交代頻発の現状に見解 “5戦限定起用”のアルピーヌにも「同じことが起こるだろう」
調子の上がらないローソンはシートを奪われるか(C)Getty Images
ここまで6レースを終えたF1の2025年シーズンでは、すでにいくつかのドライバー交代が行われている。
第2戦中国GP終了直後には、レッドブルで走っていたリアム・ローソンが成績不振により、レーシングブルズに降格。入れ替わりで角田裕毅がレッドブル入りを果たした。
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さらに、次戦となる第7戦エミリア・ロマーニャGPからはアルピーヌのリザーブドライバーであるフランコ・コラピントが、ジャック・ドゥーハンに替わってステアリングを握る。また、このコラピントの起用についてチームは5戦限定であると表明しており、事実上の“試用期間”であるなどとも報じられている。
言うまでもなくF1ドライバーは誰であれ、シーズン途中でもシート喪失の危機と隣り合わせだ。今季は序盤にして、ローソンはトップチームの座を追われ、また、パフォーマンス向上の兆しがみられないと判断されたドゥーハンも、コラピントにそのポジションを譲っている。
そして、レーシングブルズ、アルピーヌのチーム内のドライバー人事について、今後の変動も見込むF1界OBの声も伝えられているようだ。
2000年代初めにウイリアムズからF1デビューを果たし、通算7勝を記録したファン・パブロ・モントーヤ氏による見解が英メディア『RacingNews365』の中で報じられている。モントーヤ氏からは、現在もポイントに届いていないローソンに対し、「早く調子を取り戻さなければ、レッドブルが他の選手を探し始めるのは確実だと思う」として、レーシングブルズからの解雇もあり得ると述べたという。






