苦境が続くローソンは「レッドブルから見限られる」 ハジャーを上回ったのは一度だけ リンドブラッド昇格の話も

経験不足を露呈しているローソン。今は辛抱の時か(C)Getty Images
今季、日本GPから角田裕毅と入れ替わりレーシングブルズをドライブしているリアム・ローソンは、6戦を終えても苦しい戦いが続いている。マイアミGPではスタート直後にいきなり他車と接触し出遅れ、その後は最後方から追い上げを試みるも、マシンの損傷の影響もあり36周でレース続行不可能となった。
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現在までローソンはポイントを獲得できておらず、リタイヤはレッドブルで走った開幕戦以来2度目。予選でもまだ一度もシングルグリッドを得られないなど、決勝と同様、不本意な結果が並ぶ。
開幕前と比べ、環境面などさまざまな変化に直面しているローソンについて、英メディア『F1 OVERSTEER』がここまでのパフォーマンスを振り返った。チーム変更後、4レースを重ねるも状況が好転する兆しがみえない現状を改めて考察する内容となっている。
5月6日配信のトピック内において、「レーシングブルズでの走りも、ローソンのポテンシャルを引き出すには至っていない」と評しており、続けて、「彼は2023年と2024年にこのレッドブル傘下のジュニアチームでそれぞれ5戦・6戦に出場してきたが、今回も最高位はレッドブル時代の中国GPとレーシングブルズでのサウジアラビアGPで記録した12位止まり」と指摘する。
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