山賊打線復活は道半ばか 主軸外すも打線つながらず 西武が単独最下位にあえぐ「理由」

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 7連敗を喫した期間はわずか9得点と貧打にあえぐ。背景に猫の目打線となっていることで個々の役割が見えにくいことも影響を与えているとされる。

 投手陣に目を転じれば、勝利の方程式の一角を務めることが期待されたソフトバンクから加入した甲斐野央は24日に登録抹消となった。今季はここまで8試合に登板し、1敗5ホールド、防御率5・63。

 先発陣は高橋光成、今井達也、平良海馬、隅田知一郎、ドラ1ルーキー左腕の武内夏暉と他球団垂涎のラインアップを誇るも、チーム打率が12球団ワーストの「・208」と課題は明らか。何とか打線を上向かせようとベンチも動くが、なかなか結果に結びつかず、苦しい日々が続く。

 2018、19年と辻発彦監督の下、リーグ連覇を果たした西武では主軸に浅村栄斗(現楽天)、秋山翔吾(現広島)、山川穂高(現ソフトバンク)、森友哉(現オリックス)など強力打線が形成され、どこからも点を奪える「山賊打線」と他球団を怖がらせた。今回の苦戦の背景には毎年のようにFAなどで主力を他球団に奪われてきた一方で、イキのいい若手野手がなかなか出てこないという育成面の課題も見え隠れしている。

 持ち味である投手陣がより強固になってきた今、打線の奮起が待たれる。就任2年目の松井稼頭央監督のハンドリングにも注目が高まる。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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