辻西武・新庄ハムで「遺恨バトル」に発展か 注目集める「ポイント」とは

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 「火種」はほかにもある。10日の試合で同じく8回の場面。一死二塁で打席の清宮のカウントが1ー2と追い込まれた場面で、日本ハムベンチは二走の杉谷に代わって中島を送った。しかし中島がベンチを出てくるまで2分近く時間がかかったことで、試合後に辻監督が「遅延行為ではないか」と指摘していた。

 この点に関しても新庄監督はこうコメントしている。「ちょっとぐらい待ってくださいよ、と。いろいろ急だったからね。ぱっとひらめいてね」と『勘ピューター』がひらめいての起用だったと認めた。その上で「でも申し訳ないですね。相手ピッチャーのリズムもあるし。気を付けます」と謝罪。この日は、稲葉GMも辻監督の元を訪れ、謝罪したという。





 この「遅延行為」に関してはこんな声もある。

 「監督というのは試合の状況に応じて、様々な選択肢を考えて、選手に準備をさせておくのも仕事の一つ。今後も同じようなことが繰り返されたら、『またか』と遺恨に発展しかねない」(球界関係者)

 西武・辻監督といえば、元々は熱い人で知られる。選手間では雪解けムードだが、指揮官どうしはバチバチの空気が漂った今回の出来事。次回、このカードは月末30日から今度は西武の本拠地・ベルーナドームで激突する。様々な意味で注目カードとなることは間違いなさそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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