これまで主力選手がいくら抜けてもなぜか強かったライオンズ…今年は大丈夫?
主力が抜けても抜けても、なぜか強い。
プロ野球でFA制度がスタートした93年以来、FAによる退団選手が19人と、12球団でダントツに多い西武。手塩にかけて育てたスター選手がいなくなれば、弱体化するのは当然。流出に歯止めがかからなくても、代役が台頭し、強豪チームの立ち位置をキープしているのが西武の強みであり「球界の七不思議」ともいわれている。
主力退団後の翌年順位は下がるより、上がっている年のほうが多い。清原、松井、和田というビッグネームが抜けた翌年は、いずれも優勝している点も興味深い。
10年ぶりのリーグ優勝を果たした18年のオフは、主力3選手がチームを去った。FAで打点王の浅村が楽天へ、正捕手の炭谷が巨人へそれぞれ移籍。14勝のエース菊池もポスティングシステムでメジャーへ。翌19年は苦戦必至とみられたが、野手が奮起。正捕手となった森をはじめ、山川、中村ら強力打線がリーグワースト防御率の投手陣をカバーし、連覇を果たした。
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プロ野球 神ドラフト史!出世順位の「西武ドラ3」の面子が凄すぎる https://cocokara-next.com/athlete_celeb/seibu-lions-3rd-draft/
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