楽天・オコエは「現役ドラフト」要員か 登録抹消でささやかれる「去就」とは
オコエといえば誰もが認めるたぐいまれなる身体能力を持ち、今季も一時はファームで4割超えの安定した成績を残すなど、パンチ力のある打撃と足も魅力とされる。仮に現役ドラフトにかかるとしたら、移籍の道が開ける可能性も出てくるだろう。
関東一高から16年にドラフト1位で楽天に入団。入団時には「トリプルスリーを狙いたい」と大きな目標を掲げ、球団史上初の高卒野手開幕一軍を勝ち取るなど、華々しくデビューを飾った。同年の6月18日にプロ初本塁打を放つなど、順調にステップを踏んでいるようにも見えたが、その後は伸び悩び、石井GM兼任監督からは「考えが甘い。そろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなってくる」と苦言を呈されたこともある。
気が付けば球界屈指のロマン砲も今季でプロ7年目を迎えた。高卒新人の育成リミットは7年が一つのメドといわれており、そこまでに確固たるポジションを得られていないと厳しいともいわれている。
果たして球団フロントの判断は?オコエをめぐるオフの動きにも引き続き、注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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