「なぜリアルミュートより上?」佐々木朗希の60位に異論! 議論百出の格付けに選手たちが真価を問う「野球が簡単だと思ってる」

佐々木や大谷が食い込んだ米メディアのランキングに選手たちから異論が噴出した。(C)Getty Images
昨今の野球界において何かを話題を集めるのが、各媒体から発信される格付けランキングだ。「トップ50」もしくは「トップ100」と銘打たれるケースが大半を占めるそれは、ファンがスターたちの実力を簡単に推し量る貴重な材料ともなっている。
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ただ、作成者や発信媒体の見解が多分に加わる格付けは何かと物議を醸す。「〇〇はなぜ1位じゃないんだ?」「△△は〇〇より上だろ」といった議論百出の事態となり、SNSなどでの“炎上”のタネとなる場合もある。
では、実際にランク付けされる選手たちはどう思っているのだろうか。米スポーツ専門局『ESPN』は、匿名も含めて“当事者たち”に今春に自社で作成された格付けランキングに対する感想を説いている。
ありとあらゆる意見が噴出した。匿名を条件に協力したある選手は、今季からドジャースの一員となった佐々木朗希が100位中の60位にランクされた点について「ロウキ・ササキがリアルミュート(89位)よりも上にランクされているけど、どうやったらこれが理解できると言うんだ」と断言。メジャーキャリア11年の名捕手が、メジャー未経験の日本人投手より「下」と評価されたことに異を唱えた。
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