「なぜリアルミュートより上?」佐々木朗希の60位に異論! 議論百出の格付けに選手たちが真価を問う「野球が簡単だと思ってる」
また、メジャーキャリア11年を誇るベテラン、トミー・ファムは「俺は誰かを蔑むつもりはない」と前置きした上で「凄い2か月を過ごしたってやつが、何年も活躍した選手よりも上になっている。こんなランキングじゃ、俺は真剣には受け取れないね」とキッパリ。さらに「ジャッジが4位だって? 俺は狂っているのか?」と投げかける。
さらにメジャー通算2158安打を誇る好打者アンドリュー・マカッチェンは、「ショウヘイは打って投げる。そして君たちはナンバー1として選んでいる。でも、君らは、同時に打たないスキーンズを5位にしている。そうなると個人的にはリストの価値を疑うね」と指摘。「これを作ったやつは、野球が簡単だと思ってるな」と、やはりランキングの基準に疑問を投げかけている。
一方でランキングの価値を問題視された『ESPN』は「選手たちは誇大広告に重きを置きすぎていると考えていることが明らかになった」と記す。そして「選手たちからすれば、当然の懸念だ。しかし、我々は完璧ではない」と選手たちのフィードバックに冷静に受け止めた。
日本でもよく見られる格付けランキングは、今回のようにありとあらゆる議論を生み出し、娯楽として楽しむことにこそ価値があるとも言える。それだけに「絶対こうあるべき」という答えはないのではないだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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