存在感を放つセ・パの守護神左腕に大物OBが賛辞!高津監督の采配も評価「さすがリリーフの天才」
そして江川氏がもう一人、動画の中でクローズアップしているのが今季、史上9人目の通算200セーブを記録した松井裕樹だ。ワールド・ベースボール・クラシックでの投球を振り返った江川氏は「滑るボールを投げているときはちょっと不安そうな顔だった」として、「(心境が表情に出る)そういう性格なんだろうなと想像します」と見解を述べている。
その上で「元々、ストレートは速く、カーブの曲がりも大きい」とサウスポーから投じられる球種の威力を称賛。加えて「日本のボールであれば、指にかかるから(今後も)良いボールを投げられるでしょうね」と期待を寄せた。また、松井の高校時代の奪三振記録についても「9イニングで22個の三振は凄い」と話しながら、「27歳での200セーブは自信を持っていい」と大記録を称えている。
田口、松井はいずれもリーグ上位のセーブ数を記録し、開幕から安定感のある投球を続けている。ゲーム最終盤、重圧をものともせずマウンドに登り続ける両サウスポーの今後のピッチングにさらに注目していきたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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