ナショナルズ優勝でクローズアップされてしまったマリナーズの悲しい歴史とは?
ナショナルズがワールドシリーズ初進出を決めた。カージナルスとのナ・リーグ優勝決定シリーズは4連勝のスイープ。前身のエクスポズの誕生から50周年という節目の年に、念願のナ・リーグ制覇を成し遂げた。
首都ワシントンDCは歓喜に包まれた。今シーズンは一時期借金12の地区4位と序盤は低迷していたが、優勝したブレーブスに次ぐ地区2位でワイルドカードゲームへ。一発勝負の舞台でブルワーズを下すと、地区シリーズでは優勝候補のドジャースを撃破した。
投手陣はマックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグという2大エースが中心。打線は昨年の日米野球で来日し、今季34本塁打110打点した20歳のソトが4番に座る。3番に126打点の打点王レンドン、5番はリーグ優勝決定シリーズMVPの36歳ベテラン・ケンドリックが脇を固め、1番は35盗塁の快足ターナー。チームの顔であったハーパーが昨オフに退団し派手さはないが、堅実な打線が機能した。