ロッテがCS進出争いで大ピンチ シーズン最終盤で佐々木朗希ら大量の体調不良者
佐々木朗ら主力の大量離脱は大きな痛手。ロッテはここから盛り返せるか(C)Getty Images
ロッテがシーズン最終盤で大量の体調不良者を出してしまい、クライマックスシリーズ(CS)進出争いで苦境に立たされた。
9月23日に藤岡裕大、山口航輝が「特例2023」で出場選手登録を抹消されると翌24日には当日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発するはずだった佐々木朗希が発熱で登板を回避。澤村拓一、C・C・メルセデス、岡大海の3人とともに特例で登録を外れた。
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離脱者はこれに留まらなかった。25日は主力の荻野貴司、安田尚憲の2人も特例が適用されて抹消。22日にも先んじて先発左腕の小島和哉が特例で登録を外れたが、熱が下がったとして25日に通常の10日間を経過することがなく再登録。同日のソフトバンク戦に先発登板した。
一時は貯金が「13」もあったものの、25日のソフトバンク戦にも敗れ今季ワーストの6連敗。4月4日以来の4位転落となった。代わって3位に楽天が浮上した。リーグ優勝はオリックスが独走状態で飾り、これでCS進出争いはロッテ、ソフトバンクに、楽天を加えた3球団による大接戦の様相に。パ・リーグのレギュラーシーズン最終戦として10月9日にオリックス―ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)、楽天―ロッテ戦(楽天モバイルパーク宮城)の2試合が組まれており、CS進出争いが決着するのもぎりぎりになる可能性がある。