楽天・田中将大、代表入りへ猛アピールの「舞台裏」
しかし、代表チームのプレーヤーとは、トップレベルの実力を備えていることが絶対条件だ。現在の田中が、日の丸を背負うことに相応しい選手なのかは疑問符が付く。ここ2シーズンが低調な成績に終わっていることに加え、昨年の東京五輪ではアメリカ代表戦に先発するも、3回2/3で3失点と「元メジャー」としての実力を示すことができずに終わっている。
同じ金メダルメンバーでは、オリックスの山本由伸やヤクルトの村上宗隆といった20代選手が存在感を如何なく発揮し、来月の強化試合にもロッテの佐々木朗希など多くの若手が選出されている。
間もなく34歳を迎える田中にとって来年のWBC出場は、本人の言葉にもあるようにやはり簡単なことではないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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