衝撃の楽天退団 田中将大の決断に「仕方ない」の声が相次いだ理由 再び獲得に動きそうな2球団とは?
気になるのは今後の田中の動静だ。今オフのFA市場では九里亜蓮、石川柊太、福谷浩司ら実力派投手たちがひしめいている。その中でいまだコンディション面のリスクも伴う田中がどれだけの評価は受けられるかは未知数なところではある。
とはいえ、獲得に乗り出しそうな球団はゼロではない。すでにFA戦線で大山悠輔と甲斐拓也の大物取りを公言している巨人は今オフに大黒柱の菅野智之が退団。その穴埋めとまではいかないまでも、投手力強化と話題作りの両方をにらんで田中獲りに動いでもおかしくない。
そして、中日も動向も興味深い。井上一樹新体制を発足させたチームだが、今オフに小笠原慎之介がポスティングシステムでのメジャー移籍を決断。ドラフトで金丸夢斗を引き当てたが、実績のある先発投手の枚数は足りていない。状況は異なるが、2017年には故障明けだった松坂大輔を獲得した過去もある。
日米通算200勝まで、あと「3」。田中が1軍マウンドで再び躍動する姿は見られるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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