燕・石川 「球速だけがピッチングじゃない!」ベテランの円熟味あふれる投球術とは

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 直球は130キロ台、身長167センチと小柄な体型ながら、この日も内と外をしっかり投げ分け、試合を作った。石川のピッチングに対してはこんな声もある。

 「まず下半身をしっかり使って投げられていることが大きい。軸がぶれずに制球力につながっている。ここぞというときに内角をしっかり攻められる強気の投球もさすが。最近は佐々木朗などパワーボールを投げる投手に注目が集まっていますが、球速がなくても抑えられるというお手本のようなピッチングです」(放送関係者)

 この日も直球最速は137キロながら変化球を交え、緩急をつけた円熟味あふれる投球術をいかんなく披露した。

 お立ち台に立った石川は最後にこう話した。

 「まだまだ青木も僕も若い人に負けないという気持ちで頑張ります、応援お願いします!」

 佐々木朗のような剛速球がなくても、十分戦っていける。小さな大投手、石川の活躍もまた野球の醍醐味の一つだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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