「井上尚弥くんのようなスペシャルな選手にはなれないけど…」。心優しきイケメンボクサー伊藤雅雪が初防衛
ボクシングのトリプル世界戦が大田区総合体育館で行われ、大トリを務めたWBO世界スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(伴流)が挑戦者エフゲニー・チュプラコフ(ロシア)を7回TKOで破り、初防衛を果たした。
終始攻撃的なファイトを続けた伊藤選手。チャンスと見るや怒涛のパンチを繰り出し、堪らず相手陣営からギブアップの意思表示が。
今年7月にアメリカで行われた王座決定戦で勝利し、日本人としては37年ぶりにアメリカの舞台で世界王座を奪取したニュースターの凱旋試合に、会場は大いに湧いた。27歳のイケメンで、しかもファイトマネーの一部を動物や子供のためのチャリティー活動に寄付をするというナイスガイだ。
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試合後のインタビューでは、「素直に本当に嬉しいです。年の瀬にこれだけ多くの人にきてもらって、日本に凱旋して皆さんの前でベルトを巻いている姿を見せることが嬉しいです。初防衛戦で正直怖い気持ちもあったけど、チームがリラックスさせてくれた。来年もっともっと大きな試合、強い相手と戦っていきます。僕には一撃必殺のパンチはないし、井上尚弥君のようなスペシャルな選手にはまだまだなれないけど、ハートはあるので、僕にしかなれないチャンピオンになっていきたいと思います。ありがとうございました。」と語り、一年の終わりにボクシング界の新たなスターの防衛ロードが幕を開けた。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]