エンゼルスのトラウトが「7試合連発」でMLB記録に王手!現地記者も「信じられない」

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(C)Getty Images

 球界を代表する大砲が記録を塗り替えようとしている。

 現地9月12日(日本時間13日)、エンゼルスのマイク・トラウトが敵地ガーディアンズ戦で7試合連続となる35号2ランを放ち、史上9人目・歴代2位の記録に並んだ。

【動画】「信じられない!」MLB記録まであと1本!トラウトが放った35号2ランをチェック






 5回2死二塁の第3打席、重い空気を切り裂く一打が生まれた。それまで苦しめられたガーディアンズの新人左腕コナー・フィルキントンの93.6マイル(約150キロ)の低めの直球を振り抜くと、打球はそのままバックスクリーンへ。35号同点2ランとなった。

 これまでに7試合連続本塁打を記録したのは、ジム・トーミー(2002年)、バリー・ボンズ(2004年)、ケビン・メンチ(2006年)、ケンドリス・モラレス(2018年)、ジョーイ・ボトー(2021年)。MLB記録の8試合連発はデール・ロング(1956年)、ドン・マッティングリー(1987年)、ケン・グリフィーJr.(1993年)の3選手が記録している。

 レジェンドたちの大記録にあと1本と迫るこの本塁打には、現地記者たちも興奮を隠せない。エンゼルスの地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者は、「マイク・トラウトが 7 試合連続のホームラン。今シーズン35本目」と速報で伝えれば、米スポーツ専門サイト『The Athletic』などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は「7試合連発。信じられない」と驚きを表した。

 ケガの影響でここまで415打席しか立っていないにも関わらず、本塁打数リーグ単独2位としたトラウト。現代最強のスラッガーは、歴代の偉人に肩を並べられるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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