メジャーリーグで”穴埋め審判員”が同じ試合で3度も誤審!チャレンジで判定覆る
米紙『USAトゥデー』(電子版)は審判員が3Aから臨時で穴埋めされる事情について「選手はたまにオフがある。審判員に対しても違いはない」と伝えており、審判員の休暇やダブルヘッダーなどに駆り出されるという。ウィリアムズ審判員のことを「Fill-in umpire」(穴埋めアンパイア)と表現している。
日本でも全国高校野球選手権神奈川大会で大誤審疑惑が話題となったばかり。今回のメジャーリーグの試合ではチャレンジ制度で救われた形となったが、8月2日のオリックス―楽天戦では一塁への帰塁の際に二塁を踏まなかったかどうかでリプレー検証となり、アウト判定に一塁コーチだったオリックスの田口壮外野守備・走塁コーチが激高して審判に抗議する場面があった。
人間の目で判断すると誤審につながることもある。そこで3Aでは今季から全30球場で「自動ボール―ストライク判定システム」を試験的に設置。シーズン半分の試合はコンピューターが自動で判定する。残り試合は球審がジャッジを務め、1試合で各チーム計3回、異議を申し立てることができることになった。いずれはメジャーリーグでも導入されると見込まれている。
テニスやサッカーなどでもラインジャッジを巡ってホークアイ(審判補助システム)が導入されており、野球でも「コンピューターの目」に頼る機会がさらに増えることになるだろうが、審判員の審判技術が低下しないか危惧する声も少なくない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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