ハイタッチ禁止、イニングごとに手洗い、控え選手は観客席で待機?!メジャーリーグが感染症対策のガイドラインを策定
韓国では44ページにわたるマニュアルを作成。審判、ボールボーイ、チアリーダーらがマスクを着用。選手は素手でのハイタッチや握手の自粛を指示された。ツバ吐きは禁止。選手は起床時と、球場入り前の検温を義務づけられた。また人の接触を避けるため、球場内での導線を区分けして細かく指示。選手やスタッフの経路、ホームとビジターチームの経路などが区別された。
台湾では新幹線などの移動を取りやめ、全てのチーム、関係者がバス移動でシーズンに臨んでいる。これは韓国も同様だ。休養日以外は、選手、球団関係者らに不要不急の外出自粛を求めるなど、制限を徹底。違反者には罰則を設けている球団もある。それらが功を奏してか、5月5日には上限1000人で観客動員を開始。現在は2000人と規模を拡大している。観客は検温とマスクの着用と実名登録が義務づけられ、家族や友人であろうと間隔を十分にとった座席に座らなければならない。水分補給を除く飲食は当面禁止される。
国や地域によって感染状況が異なるため、これらのプロ野球リーグの対応をそのまま持ち込むことはできない。ただ、日本プロ野球も開幕へ向けて独自のガイドライン作成に着手しており、対策に学ぶ点は多分にある。
果たして来月中に日本プロ野球は開幕の時を無事迎えることはできるのか。コロナとの共生を迫られる新たなプレースタイル、観戦様式に注目が集まる。
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