「中学受験は、ハズレがないくじ引き」京大卒雀士が語る勉強との向き合い方
中学受験は「ハズレがないくじ引き」
幼少期から勉強に対する苦手意識がなかったという松嶋さん。
その後、親の勧めで中学受験をすることになったという。
ー南山中学に中学受験をされて入学。この中学受験はお母様の勧めを拝見しましたが、自分で中学受験をしたいという意思はあったのでしょうか?
そもそも受験の存在自体を知らなかったんですよね。ただ自分の人生なので、ちゃんと(受験に関して)知ってから決めてと親に言われて、塾の見学や学校について色々調べました。その中で段々と受験に関して理解していくうちに、1番惹かれたのが、『高校受験をしなくて良い』ということですね。中学受験の場合は、失敗したら友達と同じ中学に行けるので、それはそれで楽しいし、受かったら良い学校にいけて楽しいから、ハズレがないくじ引きみたいなもんだなと思い、くじを一回引いても良いんだったら引こうと思ってやりました。
ー具体的に中学受験はどのようなことに取り組んでいましたか?
小学5年生から塾に通っていました。その塾が凄く楽しかったんですよね。言い方が難しいんですが、小学校で習うことって、知ってることばかりだったんです・・・。
それが、初めて知らないことを習える場所に行ったんですよね。覚えることがいっぱいあって楽しかったです。
あとは、切磋琢磨しあえる友達もできて、楽しい思い出しかないですね。
無事に志望校に合格した松嶋さん。
中学時代は、どのように過ごしていたのだろうか。
ー中学に入り、何か部活はやっていましたか?
何か入らなきゃと思って水泳部や器楽部に入りましたがあまり続かなくて、それぞれ1年で辞めましたね。
ー勉強と部活・プライベートはどのように両立していたのでしょうか?
実は中学に入ってから全然勉強しなかったんです。元々勉強という概念がなかったので、勉強が好きな訳でもなかったし、高校受験もなかったので、テスト勉強もそんなにしなくなり、ちょっとヤンチャになってきたんですよね。漫画を読んだり友達と遊ぶことが増えた結果、『勉強が嫌』というより『勉強を忘れてしまった』んです。
第2弾では、高校生活から受験期についてお届け。
「受験期の1日の勉強時間は?」「息抜きの方法は?」「モチベーションの保ち方は?」など、今から実践しても遅くない「松嶋流・受験法」についてご紹介する。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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