「村上はネクストゴジラ」最年少50号で燕・村上がメジャーからも熱視線を浴びるワケ
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ヤクルトの村上宗隆内野手(22)がまたも金字塔を打ち立てた。
2日に行われた中日戦で3回に大野雄大投手(33)から決勝の右越え3ランを放ち、50号をマーク。日本人選手では02年の松井秀喜氏(巨人)以来20年ぶり6人目。22歳7カ月での到達は王貞治氏(巨人)の24歳3カ月を抜く史上最年少記録となった。
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本拠地神宮球場のファンが歴史の目撃者となった。
0ー0で迎えた3回一死一、三塁。村上は中日左腕エース・大野雄の高めカットボールを捉えると打球は、右翼席中段へ一直線に飛び込んだ。打った瞬間にそれと分かる完璧な当たりに熱狂するファンを尻目にゆっくりとダイヤモンドを1周。正に「村上劇場」。記念すべきアーチを本拠地で放ち、優勝へ向かうチームを勇気づけた。
02年の松井秀喜氏以来となる日本人選手の大台。同氏が50号を達成したのは高卒10年目の28歳シーズン、村上は5年目で到達したことになり、いかに早熟なことが分かる。
大先輩と肩を並べたことに村上は「この番号をもらった時から目標にしていましたし、その数字に並べたことは凄く誇りに思います」とキッパリ。入団時のフロント、小川淳司GMからは「松井のイメージ。偉大な方を目指してほしいという思いがこもっている」と言葉を送られていたが、その願い通り、のびのびと才能を開花させている。
今季はプロ野球新記録となる5打席連続本塁打、令和初の三冠王も視野に入るなど、異次元の進化を遂げている。そんな村上は、すでに海外メジャーからも熱視線を浴びているという。