村上が特例2022適用で連続試合出場記録ストップ、22歳の若さながらファンは救済適用の訴え

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 ところが、この空白の1日が思わぬ形でフォーカスされることとなった。2020年の開幕戦から続いてた村上の4番連続試合出場記録が途切れたのだ。20歳から不動の4番として、ここまで全360試合に出場し続けてきたことだけでも驚きなのだが、4番での連続試合出場記録はすでに球団記録を更新していた。歴代最長の金本知憲(阪神)の880試合には及ばないが、村上の上には他に469試合のラミレス(巨人)、415試合の松井秀喜(巨人)、362試合の石井浩郎(近鉄)、361試合の掛布雅之(阪神)と計5人しかいなかったのだ。石井と掛布の記録は抜く目前だった。

 なおこの特例2022にはさらに特別事項があり、新型コロナウイルスのワクチン接種による副反応での体調不良でも適用できるのだが、その場合には連続試合出場記録は途切れない。そんな特別事項の存在から、ヤクルトファンからは「1日ぐらい見逃して」「10日以内の復帰ならば記録は継続させてもいいのでは?」といった声が飛び交った。

 まだ22歳ながら、連続試合出場記録が途切れただけでここまで騒がれるというのも、村上ならでは。繰り返すがまだ若い。ここからまた新たな連続試合出場記録を積み重ねていくチャンスは、他の誰よりもある。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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