自身初・本塁打王のヤクルト・村上 同じプレースタイルを持つOBが抱く若侍への期待とは
セ・リーグは1日のヤクルトー広島戦(神宮)で今季の公式戦全日程を終了し、各個人タイトルが確定。6年ぶりのリーグ優勝を果たしたヤクルトの村上宗隆内野手(21)はシーズン39本塁打を放ち、巨人の岡本和と並んで自身初となる本塁打王を獲得した。
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10月13日の試合で今季39号を放ち、1963年の王貞治(巨人)、1985年の秋山幸二(西武)の持つ23歳での記録を塗り替える史上最年少でのシーズン40本塁打達成が期待されたものの、最後まであと一本が出ず惜しくも偉業達成とはならなかった。
それでも、打撃主要部門と言われる、打率・打点・本塁打のうち一つを獲得。
「なにか1つ、3部門で取りたいと思っていた。ホッとしています」
と、胸をなで下ろすと同時に、
「40本まであと1本という壁はまだ大きいのかなと思ったし、来年はそこをもっと追求して頑張りたい」
と、来季こそ大台達成を誓った。
3年目の昨季獲得した最高出塁率のタイトルに続き、これで2つ目となる個人タイトル獲得。
4年目の今季も開幕からここまで全試合で4番に座り、2年連続で全試合4番での出場を果たした。
開幕前には、
「最下位のチームの4番なので、そこを優勝できるチームの4番になれるように頑張りたい」
と、口にしていただけに、まさに有言実行。
チームの軸となり6年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。