ドラフト下位指名の逆襲!2021年プロ野球「下克上」ベストナイン!

タグ: , , 2022/2/3

 プロ野球チームにとって、ドラフト下位指名選手のブレークほど、うれしい誤算はない。昨シーズンでいえば、阪神で正遊撃手となり、30盗塁でタイトルを獲得したドラフト6位の中野拓夢が代表的だろう。同1位の佐藤輝明が24本塁打、2位の伊藤将司も10勝とルーキーが主力となった昨年の阪神はドラフト大当たり年になったが、上位指名の活躍と下位指名の活躍では意味合いが違ってくる。

 一般的に「ドラ1」をはじめとする上位選手には、プロでプレーする前から契約金を含めて1億円近い金額が支払われる。期待度の大きさに、球団は先行投資をする。期待度が低い下位指名は、契約金を含め条件面が安い。育成選手になると、年俸に支度金を含めても数百万円程度で済む。初期投資が少ない下位指名が活躍してくれたら、球団には「もうけもの」というわけだ。

 選手側からすると、下位指名が入団時の「格差」をうめるには、活躍して稼ぐしか方法はない。指名順の低さを原動力に、のし上がっていく姿は痛快だ。12球団のドラフト下位選手(主に6位以下)のなかから、2021年シーズンに活躍した「下克上ベストナイン」を勝手に選んでみた。

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【下克上ベストナイン(ドラフト順位)】

◆投手<先発>=千賀晃大(育成)
◆投手<救援>=今野龍太(9位)
◆捕手=甲斐拓也(育成)
◆一塁=呉 念庭(7位)
◆二塁=糸原健斗(5位)
◆三塁=宮崎敏郎(6位)
◆遊撃=中野拓夢(6位)
◆外野=杉本裕太郎(10位)
◆外野=佐野恵大(9位)
◆外野=松原聖弥(育成)
◆DH=島内宏明(6位)

 30歳で本塁打王を獲得し、オリックス優勝の原動力となった杉本の「ドラフト10位」がひときわ目立つ。ほとんどがドラフト6位以下でも、昨季活躍したメンバーがこれだけそろう。年俸の推移、惜しくも選外となった下位指名選手も含めて紹介していきたい。

【投手(先発)】
10年育成ドラフト4位
◆ソフトバンク千賀晃大(28歳)
年俸1年目270万円→4億円
(入団時支度金300万)

 育成契約からはい上がったスーパースター。故障に苦しんだ昨シーズンも最終戦できっちり10勝目をあげ、6年連続2ケタ勝利をマーク。年俸270万円から4億円とジャパニーズドリームをつかみ、下位指名選手に夢と希望を与える存在となっている。

 先発投手では「ドラフト6位」組が活躍。日本ハム上沢直之(11年)が12勝、楽天滝中瞭太(19年)が初の10勝、巨人戸郷翔征(18年)は2年連続9勝。ちなみに投手4冠のオリックス山本由伸は16年4位と下位指名ではあるが、ドラフト指名順の低さが基準の「下克上ベストナイン」のため選外。

【投手(中継ぎ)】
13年楽天ドラフト9位
◆ヤクルト今野龍太(26歳)
年俸1年目440万円→800万円
(入団時契約金1500万)

 13年ドラフトで楽天9位の今野は全球団最後の76番目(育成をのぞく)、いわゆる「最下位指名」からはい上がった。19年オフに楽天から戦力外通告を受け、拾ってもらったヤクルトに恩返し。昨季は自己最多64試合に登板し、7勝1敗24ホールド、防御率2.76。中継ぎでフル回転し、最下位チームで優勝し「下克上」を果たした。

 同じく「ドラフトしんがり」16年10位指名の楽天西口直人が33試合に登板して5勝した。巨人 中継ぎ下位指名トリオが奮闘。58試合登板の中川皓太が15年7位、55試合の高梨雄平が16年9位(入団は楽天)、47試合の大江竜聖が16年6位。61試合41ホールドの阪神岩崎優は13年6位。4年連続40試合登板の日本ハム玉井大翔が16年8位。





【捕手】
10年育成ドラフト6位
◆ソフトバンク甲斐拓也(28歳)
1年目年俸300万円→1億6500万円
(入団時支度金270万)

 「甲斐キャノン」の強肩で知られるチームの要は昨季全試合に出場。打率は.227にとどまったが、12本塁打、44打点とキャリアハイの成績を残した。東京五輪では、侍ジャパンの正捕手として攻守でチームを引っ張り、金メダル獲得に貢献した。

 ソフトバンクは甲斐と千賀、足のある牧原大成を含め3人が10年ドラフトの育成同期入団。育成選手が1軍で活躍すること自体が厳しい世界で、3人も戦力となった育成の「神ドラフト年」といえる。

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