自身初・本塁打王のヤクルト・村上 同じプレースタイルを持つOBが抱く若侍への期待とは
さらに今年は侍ジャパンの一員として東京五輪へも出場。チーム最年少ながら5試合全てで先発出場し、決勝戦では値千金の先制ホームランを放つなど、悲願の金メダル獲得に大きく貢献した。
そんな村上の成長について、ヤクルトOBの岩村明憲氏(現・福島レッドホープスオーナー兼監督)は
「一年一年、責任感が生まれてきていると思います。自分のことだけじゃないというね。特に今年はオリンピックも経験していますし、そういったことも含めプレースタイルも大人になってくるでしょうね」
と、将来性溢れる若侍の飛躍に期待。
自身と同じ三塁手で左打者、さらには反対方向へ豪快な打球を飛ばすという同じプレースタイルを持つ後輩に、期待値も高い。
この先間違いなくチームをに担っていく存在の村上。そんな村上に、岩村氏はこう期待の言葉を口にする。
「今がマックスな状態でもないし、この先全ての面において上積みができる選手でしょうね。ボールを遠くまで飛ばすことも含めて、色んな可能性がある選手だと思います。それだけでなく、しっかり走ること(盗塁)もやっていますしね。この先、色々な経験、酸いも甘いも経験した方が、プレーに円熟味も増すのではないでしょうか」
チームは6年ぶりのリーグ優勝を果たし、次なる目標は悲願の日本一。
弱冠21歳の主砲は、再びチームを歓喜の瞬間へ導くことができるかー。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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