燕・村上 またも1試合2発!「令和の三冠王」まっしぐらの裏に「あのモチベーション」とは
ヤクルトの若き主砲・村上宗隆内野手(22)の勢いが止まらない。
29日の広島戦(マツダ)に「4番・三塁」で先発出場した村上は8回に28号2ランを放つと9回にも29号2ランと2打席連続。1試合2発、6月は5度目の2発、6月はここまで14本塁打35打点と「無双状態」に突入している。
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3ー1と2点をリードした8回無死一塁。菊池保の131キロのスライダーを捉えると、左中間席へ運んだ。自身2度目となる3戦連発となる28号2ランを放り込むとこのままでは終わらないのが、今の村上のすごさだった。
リードを6点に広げた9回無死一塁の場面では4番手の松本から2打席連発となる左中間席への29号2ランを放ち、6月は5度目の1試合2発。球団日本人最多を更新する月間14本塁打をマーク、6月は35打点とチームの独走を支えている。
「精神的にもいい状態で打席に立てている。それがいい方向につながっている」とキッパリ。若き主砲の活躍で最短で優勝マジックは7月1日にも点灯する。13カード連続勝ち越し、最多貯金の26とまさに独走状態のチームを先頭に立って引っ張っている。
そんな村上のモチベーションの一つとなっているのが「注目度が高まること」だという。どういうことか。
「過去には女子アナにも興味があると発言するなど、とにかく目立つことが大好き。今どき珍しいガツガツ感を感じさせるタイプの選手で、そういう前へ向く姿勢は野球にもプラスにつながるとOBも太鼓判を押している」(球界関係者)