「年内中に4王座統一戦」井上尚弥、はやくも4冠視野に 米プロモーターがアフマダリエフとの統一戦を熱望
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今月13日にバンタム級4団体王座を返上し、スーパーバンタム級への転向を表明した井上尚弥。階級転向から間もないものの、はやくもビッグネームとの対戦が囁かれ、さらには新たな階級での「4冠統一」の可能性も報じられている。
井上はスーパーバンタム転向以前より、WBC・WBO王者のスティーブン・フルトンとの対戦が有力視されてきており、今月に入り海外各メディアでは両者の試合が確定したとの一報が流れた。加えて、同級IBF・WBA王者のムロジョン・アフマダリエフも、井上と拳を交えることを熱望していると、米ボクシングサイト『BOXSING NEWS 24』が伝えている。
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同メディアは1月19日配信となった記事の中で「ナオヤ・イノウエがWBC・WBOスーパーバンタム級王者スティーブン・フルトンを倒した場合、日本のスター選手とIBF・WBA王者ムロジョン・アフマダリエフのスーパーバンタム級王座統一戦を今年中に行う準備がある」と、米プロモーターのエディ・ハーン氏が明かしたとしている。
さらにハーン氏による「イノウエとフルトン、イノウエとアフマダリエフ、信じられないようなファイトだ。(アフマダリエフは)イノウエと戦う準備はできている」と対戦を歓迎するコメントも掲載。その上で「イノウエが122ポンド(スーパーバンタム級)で4団体統一王者になるためには、フルトンからIBFとWBAのタイトルを奪い取ることが前提だ」として、4王座を賭けての試合に前向きな言葉を続けた。