井上尚弥、タパレス撃破で大偉業！ それでも“PFP1位論”に英識者は異議「フェザー級に上がったら可能だ」
ただ、戦前の下馬評が高かっただけに、厳しい論調もゼロではない。英衛星放送『Sky Sports』のコメンテーターを務めるアンディ・クラーク氏は、「私のなかではタパレスに勝っても、イノウエはクロフォードの後ろに位置付ける」と断言。ウエルター級で異彩を放つカリスマ王者を推す理由を語っている。
「なぜか？ 私はクロフォードのスペンスとのウエルター級統一戦の規模やレベルを考慮すると、タパレス戦でスーパーバンタム級を統一したイノウエよりも上だと考える」
井上のPFP上位進出に異論を唱えたクラーク氏だが、「もちろん、イノウエがフェザー級に上がったら、クロフォードを超えることは可能だ」と断言。「私は誰もがイノウエがそうする（階級上げ）ことを期待していると思う。そうすれば、おそらく彼は新たな階級で世界タイトルを獲得し、猛者たちを超えることができるだろう」と論じている。
挑戦からわずか2戦でスーパーバンタム級を統一した井上。とどまることを知らない快進撃には、今後も世界から熱視線が注がれそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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