攻略法を見出すも牙城は崩れず タパレスが激白した井上尚弥の凄み「俺は倒せていたと思う。だけど、イノウエは狡猾だった」
タパレスは「イノウエは自分の戦い方を状況によって変えていた。だから打ち合いをせず、カウンターを狙うようになっていた。それが彼に有利に働いたと思う」と、偉才の類まれなセンスを称えている。
「もしも、打ち合いに付き合ってくれれば、俺は彼を倒せていたと思う。だけど、彼はとてもスキルフルで、狡猾だった。イノウエのフットワークとハンドスピードはとてつもなく速いんだ。(スピードとタイミングがスペシャルだったのか?)その通りだよ。僕は全くついていけなかった」
分析はできていた――。それでも、井上の牙城は崩れなかった。いまだ敵なしの強さを誇る“モンスター”を倒せる猛者など現れるのだろうか。タパレスの言葉を聞くに、そう思わずにはいられない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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