「彼が避けているなんて俺は言わない」再起戦で白星のグッドマンが訴え! 母国局が伝えた井上尚弥戦への“計画”とは?
約7か月ぶりの実戦で白星を飾ったグッドマン。(C)Getty Images
苦闘の6か月を送ってきた若武者は、ダメージを負いながらも辛勝を収めた。
現地時間5月14日、ボクシングのIBF世界スーパーバンタム級1位サム・グッドマン(オーストラリア)は、豪シドニーでセサール・バカ・エスピノーザ(メキシコ)との同級ノンタイトル10回戦を実施。互いに打ち合いとなる中、3-0(99-92、99-91、100-90)の判定勝ちを収めた。
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結果は大差の判定勝ちとなったが、内容は接戦だった。8回にエスピノサの左フックを側頭部に受け、ぐらつく場面もあったグッドマンは、9回に偶然のバッティングによって右目上をカット。深手を負いながらも足を使って、食い下がるメキシカンを翻弄。何とか勝利を手にした。
昨年7月以来となる実戦に本人は燃えていた。
IBF同級1位のグッドマンは、昨年12月24日に井上尚弥(大橋)と有明アリーナでタイトルマッチを予定していた。がしかし、来日直前に母国で実施したスパーリングで左目上を裂傷。試合が1か月延期となると、再び試合直前に左目上を負傷。試合13日前の1月11日に対戦中止が発表されていた。
本人曰く「相手はあのイノウエ。彼を相手に軽々しく挑むことはできない」と意気込んだ猛練習による負傷だった。そんなメガマッチの中止から約6か月でグッドマンはようやく再起した。






