「カネロvsクロフォードより興味深い試合」ボクシング界の“重鎮”も興奮する井上尚弥・中谷潤人戦 米メディアも太鼓判「本当に特別な何かが見られる」
また、このアラム氏の発言には、米国内の他のメディアも反応。専門サイト『BOXING NEWS 24/7』では、井上対中谷のカードについて、「アラムが言うように、日本ボクシング史上最大の一戦になるだろう」と主張している。
同メディアは「9月に予定されているカネロとクロフォードの対戦にはもちろん興奮しているし、どうなるか気になっている。だが、イノウエ(30勝0敗27KO)とナカタニ(30勝0敗23KO)の試合のほうが、はるかに興味をそそられ、ワクワクしている」と指摘。両日本人選手が全盛期を迎えている一方、カネロ、クロフォードはいずれも30代後半であり、選手としてのピークが下り坂であることを理由に挙げている。
加えて、「この試合は、単なる世界タイトルの争奪戦では終わらない」と評する同メディアは、今後、それぞれが予定している対戦をクリアすることを前提にし、「すべてがうまくいけば、来年、日本(おそらく東京ドーム)で、本当に特別な何かが見られるだろう」となどと論じている。
井上と中谷による夢のカードは、すでに海外でも注目度はうなぎのぼりだ。そして来年、実現となればまさに桁違いのスケールでのイベントとなることも間違いないだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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