新たな盗塁王が数多く誕生!セ、パともに走り屋たちの勢力図が塗り替えられた理由とは
セ・リーグはヤクルトVS広島の1試合を11月1日に控えているが、盗塁王のタイトルは新人の阪神・中野拓夢が決定的としている。今季30盗塁で2位の阪神・近本光司の24盗塁には6差、3位のヤクルト・塩見泰隆の21盗塁には9差という状態。なお新人の盗塁王獲得は過去に2度ある。いずれも阪神勢で2001年に赤星憲広が39盗塁、2019年に近本が36盗塁でタイトルを獲得した。今季の中野は近本の3年連続盗塁王を阻んだ。かなり価値の高い記録ではあるのだが、こと新人王に目を向けるとDeNA・牧秀悟、広島・栗林良吏と強力なライバルがおり、旗色は良くない。
セ、パともに本命視されていた前タイトルホルダーが敗れ、新たな盗塁王が数多く誕生した。また一つ、勢力図が塗り替えられた球界走り屋戦線。バッテリーの盗塁阻止技術が年々高まる中でも、失敗の許されない挑戦を続ける彼らのプレーは、他にはない魅力で満ちあふれている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
・今すぐ読みたい→
SBにまた悲報!補強戦線「大苦戦」の裏とは
300盗塁を記録した日本ハム・西川、原動力となったあの先輩とは
原巨人はどうして「大失速」したのか かつての懐刀が解説
1 2