ヤンキース「開幕から4戦18発」のメジャー新記録樹立!魚雷バットはなぜ打てる? MLBで話題沸騰「非常に理にかなっている」ポイントとは
従来のバットはグリップから段々と太くなり、先端で一定の太さに達する形状だが、通常のバットに比べて、芯の部分が太くなっており、先端に向かって細くなっていることが特徴。
トルピードバットは最もボールが当たりやすいとされるラベル部分に「スイートスポット」を配置。木材を集め、硬い部分を増やすことでバレル率を高めるとされる。
ミートポイントが手元により近くなることで、ヒットやボールを捉えやすくなる効果があると見られる。ボーリングのピンのような形状も注目されている。
同バットを開発したのはマサチューセッツ工科大学で物理学の博士号も取得したヤンキースの主任アナリストだったアーロン・リーンハート氏。同バットの発想の原点は「ボールに衝撃を与える部分をできるだけ重く、できるだけ太くしようというものだった」と米メディアの取材に応えている。
実際に使っている選手の反応はこうだ。
1日の試合で本塁打を放ったボルピはMLB公式サイトの取材に「このコンセプトは非常に理にかなっているので購入を決めた」としながら、「ボールを打つバレル(ミートポイント)が大きくなればなるほど、それは理にかなっていると思う」と納得。ヤ軍ではすでに昨年から流通しており、多くの選手がこのバットに変え始めているという。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】話題の“魚雷バット”がMLBに広がる? 「ブレーブスも準備」「フィリーズから問い合わせ」米老舗誌も注目
【関連記事】米球界の新トレンドとなる“魚雷バット”とは何か 使用者多数のヤンキース、衝撃の3戦15発で高まる関心「理にかなっている」
【関連記事】佐々木朗希、涙の2回降板 4四球で再び荒れた怪物に早くも“マイナー行き”の声が噴出「今すぐに状況を好転させないと」






