松田宣浩がプロ16年目を振り返る 成績は「ゾッとする」来季へは「『ビッグフラワー』を咲かせましょう!」

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 ヤクルトが20年ぶりの優勝に輝き幕を閉じた今年の日本シリーズ。

両リーグ覇者同士の戦いは連日接戦にもつれ、例年稀に見る大熱戦となった。

一方で、今年はその白熱した舞台に、「常連」の姿はなかった。

福岡ソフトバンクホークスだ。

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直近2015~2020年まで4年連続日本一、過去10年間を見ても6回の日本一を誇るなど、言わずと知れた常勝軍団。

だが今年、チームは4位に終わり、日本一どころか8年ぶりのBクラスに沈む厳しい結果となった。

そんな今季の結果を受け、

「やっぱり結果の世界なので、これは認めないといけないというか、1年間戦った中の結果なので、悔しいですけど受け止めてやっていかないといけないかなと思っています」

と話すのは、「熱男」こと松田宣浩内野手。

ココカラネクストではこれまでも松田選手の軌跡を追ってきた。屈辱にまみれたシーズンを終え、今、松田は何を思うのか。来季への展望と共に聞いた。

日本一に輝いた昨年オフに話を聞いた際、松田はリーグ優勝、そして日本一を達成した要因について「勢い」と語っていた。

その言葉通り、昨年のホークスはシーズン終盤に12連勝を成し遂げ、首位争いを繰り広げていたロッテを突き放し優勝に輝いた。

一方で、今年のホークスはシーズン終盤に9連敗(引き分け1挟む)を喫するなど、最後まで勢いに乗ることができなかった。この差はどこにあるのか。





「やはり勢いって、どのチームも作れるものなんですが、今季はそれができなかった。3連戦の内、1戦目はよかったけど、2戦、3戦目がよくなかったというように継続することができなかった。順位が上位にいるチームは、大型連勝もしていますし、そういった意味で今年のホークスは大型連勝したかというとそのイメージがわかない。逆に連敗の方が大きかったので、そういうところが差となって現れたのかなと思います」

松田の言葉通り、パ・リーグ覇者のオリックスは9連勝(引き分け1挟む)、セ・リーグ覇者のヤクルトは9連勝(引き分け2挟む)のち7連勝と、いずれも勢いが象徴する形となった。

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