たった10日で井上尚弥が2位転落 米リング誌のPFPに敏腕社長が異論「イノウエこそ最強。ウシクは遠く及ばない」
ネリ戦では井上にとってキャリア初ダウンを喫する場面もあった。それは世界に衝撃を与えたわけだが、デュボフ社長は「一瞬のダウンはあったが、あれはなんでもない」と力説。続けざまに井上と他のファイターたちとの違いを強調した。
「私はウシクを酷評するつもりはないが、彼は(ダニエル)デュボア戦でもボディーショットを食らっていて、物議を醸す戦いだったと人々は思っている。それは紛れもない事実だ。クロフォードも素晴らしいファイターだと思うが、イノウエとは技量が違う。イノウエは優れた技量で全ての階級を制圧してきた。そして誰とでも対戦する。彼は自信を持っており、相手を解体する様は本当に唯一無二だ」
いかなる敵もなぎ倒してきた井上。その圧倒的な強さを知っているからこそ、百戦錬磨の名社長は「世界で最も価値がある」とも言われるPFPに異論を唱えずにはいられないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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