井上尚弥が「史上最高」になるために提言 パッキャオと対戦した伝説戦士が“異論”「今の階級には何もない」

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 さらに「今の階級で、出すべきもの、出せるものは何もない。歴史を塗り替えたいのなら、数ポンド体重を増やして、4つのベルトを探す必要がある」とも訴えるブラッドリー氏。自身も現役時代には世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)らと激闘を見せ、2階級でタイトルを手にした実績を持つレジェンドは、井上にさらなる飛躍を求めている。

「私がイノウエを気に入ったのは、ネリに倒されてからも落ち着いていたからだ。立ち上がり、戦略を変えて、そして2度と同じミスを繰り返さなかった。彼は驚異的な選手で、階級の上げ方を知っている、だからスーパーバンタム級では全員を仕留めた。もう何もない。すでに王者を倒しているし、そもそも挑戦できる選手はほとんどいない。数少ない選手ですらもKOされるよ」

 階級上げには「簡単じゃない」と慎重な姿勢を貫いてきた井上。待ち望まれるフェザー級転向も早くても来年以降になる見通しとなっている。そうした状況下でも「敵はいない」とレジェンドが猛プッシュを続ける事実が、日本のモンスターに対する世界の期待を物語っていると言えそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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