「もっと練習すべきだった」真価が問われるフルトンが井上尚弥戦の惨敗を再び回想「イノウエは正々堂々と勝った。俺に腹が立った」
さらに「イノウエに対してとやかく言うつもりはない。あいつは正々堂々と勝ったんだ。素晴らしいファイターだし、俺にチャンスを与えてくれた」とも語る29歳は、「ただ、俺はもっといい戦いができたと思うから、自分に腹が立った」と強調。そしてひとつ階級を上げての挑戦に自信を見せる。
「俺にとって今年は大事な年だ。俺は3階級での世界王者になるつもりだ。イノウエ戦でも感じていたけど、俺を止められるのは俺だけだ。もっとハードなトレーニングや努力をすることもできたはずだが、今さらこぼれたミルクのことで泣いても意味がない。俺は厳しい環境に足を踏み入れて、また頑張る準備はできている」
すでにフェザー級WBA1位にランクされているフルトン。来る8月のリオス戦次第では、世界王座戦の可能性も膨らむだけに、目に見える結果が望まれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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