「イノウエが奇妙だ」井上尚弥のアフマダリエフ戦“拒否”を海外記者が疑問視「ドヘニーとの試合は理解しがたい」

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 当事者同士ではないところでも井上陣営に懐疑的な目を向けられている。ボクシング大国でもあるフィリピンの専門サイト『Phil Boxing』のテオドロ・メディア・レイノソ記者は、「ここ数日、“モンスター”イノウエの行動が奇妙だ」とドヘニー戦の開催を疑問視。さらに「アフマダリエフとの義務的な防衛戦が優先されることに何の問題があるんだろうか」と投げかけ、厳しい持論を展開した。

「ドへニーは義務的な防衛の順番(WBO同級2位)にすら入っていない。加えて彼はすでに4敗もしており、37歳で全盛期を過ぎている。たしかに日本のファンの間ではお馴染みの存在ではあるが、ドヘニーとの試合に注目が集まるのは理解しがたい。王座を剥奪されるリスクを冒してまでイノウエがアフマダリエフ戦に躊躇しているのは、次の防衛戦に関してWBAに指図をされたくないか、ウズベキスタン人を警戒しているかのどちらかだろう」

 アフマダリエフ陣営が猛烈な反発を続ける中で、井上はいかなる道を歩むのか。その決断は、世界的な注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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