阿部巨人 注目の”サード問題” 早くも内野シャッフルが選択肢に?「最適解の行方」「陰のキーマン」

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 注目のホットコーナー争いについて、キャンプイン当初は指揮官は「元気ならば」の条件つきで背番号6の起用を示唆。ヤクルトとの開幕戦は「6番・三塁」でベテランの坂本勇人が先発した。

 しかしその坂本も途中出場となった8日のDeNA戦では9回の第1打席がニゴロ、3-3で迎えた11回二死一、二塁の第2打席もウィックの直球に投ゴロに封じられた。ここまで7試合に出場し、打率・053と低空飛行が続いている。

 サード争いを行っている中山も打率・217と伸び悩んでおり、首脳陣にとってもオーダーの摸索が続いている。

 キーマンの1人はファーストを任されている主砲の岡本にもありそうだ。開幕からここまで10試合連続安打、好調な4番はかつて「4番・サード」が定位置だった。元々三塁手としての守備力も認められており、内野シャッフルがあってもおかしくはない。
 
 仮に一塁が空けば、ここまで代打など限られた出場で打率4割と着実に結果を残している大城卓三の存在も注目となる。昨年もチームの危機に「5番・一塁」で機能した経緯もある。得点力を上げるための方法が求められている。
 
 開幕から10試合が経過。現在首位タイともちろん、あせる時期ではなく、夏場までにチームの地力を整えていくことがリーグ連覇の鍵を握る。引き続き、阿部監督がどのような形で選手の背中を押していくのか、戦いぶりが注目されそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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