莫大な被害規模が露見…仏メディアが今大会の“誹謗中傷の数”を公表「オリンピックはネット上の惨禍も伴う」【パリ五輪】

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 そんなアスリートに対する“心無い攻撃”の膨大さが浮き彫りになるデータが明らかになった。

 フランスのラジオ局『RMC Sport』は「オリンピックは、普段はあまり注目されていないアスリートや種目にスポットライトを当てる機会を提供する一方で、残念なことにネット上の憎悪の惨禍も伴っている」と指摘。今大会の役員たちが講じた独自のAI機能による解析で、SNS上で合計150万件以上の投稿がフィルタリングされた事実を公表した。

 驚くべきは、約9万7000通が「虐待」「差別的」と判断され、警察の調査対象になったという点。さらに「35か国語で書かれていた」という誹謗中傷メッセージは、最も多くの被害を受けたのは英代表の選手たちだったという。

 SNSの発展によって、マイナー競技も含めたあらゆるスポーツが日の目を見る機会が増えたのは間違いない。一方で今大会のようにアスリートやチームスタッフたちが過剰な攻撃を受けているのも事実だ。こうした被害から当事者たちをどう守るかは、今後の国際イベントの課題と言えそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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