「無敵なのは驚くにあたらない」進化する大谷翔平のピッチングをMLB公式も称賛!「まだまだ高みを目指す」
防御率0・47を記録する大谷。今季はサイヤング賞も手に入れるか。(C)Getty Images
エンゼルスの大谷翔平は現地時間4月11日(日本時間12日)、本拠地でのナショナルズ戦に先発し、今季2勝目を手にした。この日は7回92球を投げ、許したヒットは僅かに1、奪三振6と今季3度目の登板も、相手打線を翻弄するピッチングを披露している。
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前回登板では111球を投げ、2勝目を挙げたこのナショナルズ戦では今季初めて7イニングを投げた。勝敗が付かなかった開幕戦の登板も含めても被安打の合計が6本、失点1、防御率は0・47と驚異的な数字を残している大谷。打者としても常時出場し、打率3割をマークするなど「二刀流」がさらに進化を遂げていることは明らかだ。
投打で高いパフォーマンスを発揮し続けている日本人スターには、メジャー公式サイト『MLB.com』でもここまでの活躍を伝えており、特に投手としての圧巻の成績にフォーカスしている。
同サイトでは、3度の登板内容を絶賛しており「100マイルの速球、スライダー、カッター、そして消えるスプリッターなど7つの球種からなる目まぐるしい武器で、二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニがここまで、ほぼ無敵だったのは驚くにはあたらない」と称えている。
さらに「オオタニは、フリーエージェントになる前の最後となった今シーズン、3回の先発を通して2勝0敗、防御率0・47、19イニングで24奪三振となった」とスタッツを並べており、さらに「10試合連続で2失点以下に抑えており、1972ー73年にノーラン・ライアンが記録した記録を更新し、エンゼルスのフランチャイズ記録を樹立した」として、過去の記録を用い先シーズンから続いているマウンドでの安定度を評した。