レッドブルが角田裕毅の昇格をいよいよ検討 F1地獄耳のタキ井上氏も「純粋な興味として見てみたい」とエール
一方の角田は決勝はチームの戦略ミスもあって12位と16位だったが、オーストラリアの予選は5番手。中国でも8番手で、スプリントで6位入賞を果たし、中堅チームながら好パフォーマンスを披露した。
角田は中国GPのスプリントをゴールした後にレッドブルのマシンで日本GPに出場したいかどうか聞かれると「もちろん100%(乗りたい)。あの(レッドブルの)クルマの方が速いから」と話していた。昨年末にレッドブルのマシンを初テストした際も「このマシンは自分のドライビングスタイルに合っている」とも豪語しており、レッドブル入りを猛烈にアピールしていた。しかし、結果的には昨季のチームメートだったローソンがレッドブルのシートを獲得した。
レッドブルのクリスチャン・ホーナーチーム代表は中国GP後に「選手交代について話すことはない。話せば、見出しになるから」と口を閉ざした。自身が強く推した選手がローソンのため、選手交代にした場合は責任問題にも発展しかねないが、日本GP限定で角田とローソンを入れ替えて走らせてみるのも選択肢の一つ。決断が待たれる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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