日本サッカー協会トップ・田嶋会長が感染確認 日本スポーツ界への感染拡大の可能性は?
世界のスポーツ界でもスター選手の感染者が出始めている
日本オリンピック委員会(JOC)副会長という要職に就き、2次感染が出てしまうと、サッカーという枠を超えて日本スポーツ界にも大きく飛び火してしまいかねない。またJリーグはプロ野球と合同で「新型コロナウイルス対策連絡会議」を立ち上げている。村井チェアマンらトップや事務方が参加しており、野球界との接点もゼロではない。
世界のスポーツ界に目を向ければ、スター選手の感染も出始めている。米プロバスケットボールのNBAではネッツのケビン・デュラントの陽性が発覚した。13~14年シーズンのMVPで、17年NBAファイナルMVPにも輝いたトップスター。サッカー界では英プレミアリーグ・アーセナルのミケル・アルテタ監督や、セリエAはユベントスのダニエル・ルガーニら大物選手の感染が相次いでいる。
日本でもプロスポーツ界で初めて、また実名報道されたことも初めての罹患者となった田嶋会長。「この疾病と向かい合う事でこの新型コロナウイルスに対する偏見を無くしたりする事に貢献できればと思います。この疾病の様々な研究に協力し、戻ってきます」とコメントを締めくくった。勇気ある姿勢で闘病することを誓ったが、今はただスポーツ界での感染が広がらないことを祈るばかりだ。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]