ルノーエンジン、消滅秒読み…従業員が抗議活動も「暗雲が立ち込めている」
ルノー製PUが最後に優勝したのはタグホイヤーのPU名でレッドブルに供給した2018年のメキシコGP。19年以降は勝利がなく、今季の供給先はアルピーヌの1チームだけ。ルノーの決勝最上位も9位で、コンストラクターズランキングは10チーム中9位でわずか13点しか挙げることができていない。他の陣営に太刀打ちできなければ、F1チームも他のPUを選ばざるを得ない。
ルノーはメカクローム、スーパーテックの名称によるカスタマー時代を含めて1989年からエンジン、PUをF1チームに供給し、これまで7人の世界チャンピオンを輩出した。アルピーヌのチーム活動は継続するものの、栄光のエンジン活動の歴史にピリオドが打たれるのは惜しまれるところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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