注目集めた1回10失点、中日・近藤廉の投球 今後は日本球界でも野手登板是非議論進むか

タグ: , , , , 2023/8/26

 一方メジャーリーグでは点差の開いた試合ではブルペンの消耗を抑えるため、野手が登板することがままある。この試合では2-8のイニング頭からは難しくても、点差が2桁以上に開いた場面など、途中からでも選択肢の一つとしてあってもよかった。実際に2023年からは野手登板について「リードしているチームなら10点以上、リードされているチームなら8点差以上離れていないと野手は登板できない」とルールが更新された。逆に明文化されている以上、その条件下ならば躊躇することなく野手を登板させることも可能といえる。

 日本のプロ野球では、どんなに大差がついた試合でも野手の登板はまだ一般的ではない。2020年、8月6日の巨人・阪神戦では0-11と大差がついた8回に増田大輝が登板。巨人では2リーグ制以降初の野手登板で、これには賛否両論が湧き起こった。やはりこうしたシーンにも、アレルギーを持つファンは一部存在する。一方でこの日のバンテリンドームの惨劇は、日本での野手登板解禁へ向けての一つのきっかけとなるかもしれない。多くのファンも、乱暴な言葉は慎みながら、なじみの薄い起用法の是非に話を広げてみてもいいかもしれない。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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