距離が合ってない!オリンピアン三浦が箱根2区で失速・・・日本人留学生?「レンタザワ」区間賞トレンド入り
一方、五輪の活躍で注目を集めた順大三浦は力を発揮できなかった。補欠登録から、エース区間に満を持して当日変更エントリー。1区の出遅れで19位でたすきを受け、ごぼう抜きの走りが期待されたが、いつもの伸びがなかった。順位を1つ上げたものの、区間賞の田澤から1分31秒も遅れた。
根本的に距離が合わないのかもしれない。1区(21.4キロ)を任された昨年も区間10位と2ケタ順位だった。昨年11月の全日本大学駅伝では、2区(11.1キロ)で区間賞を獲得している。3000メートル障害を主戦場にする19歳は、20キロを超える距離で結果を残せていない。
順大長門監督もレース前「三浦はまだ箱根駅伝の距離に自信を持つことができていない。それをガラッと変える駅伝になってくれれば」と距離適性への不安も口にしていたが、結果は裏目に出た。
初の2区を走り終えた三浦は「自分の中で足りないものがすごく見えた。収穫のあったレース」と前向きにとらえた。日本中距離界の逸材だけに、距離が長い駅伝と今後どう向き合っていくか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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